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国士13面待ちの結末

神経ブロックをしに診察室を出ようとして、机の上にスマホを置き忘れていることに気付く。
朝から電話を待ってるんだった…
何なら昨日だってゴルフをしながら、仕事しながら、鳴らないスマホを見つめ続けていたけど。
もう夕方だし今日は鳴らないのかな、なんて諦めてたところ。
置き忘れてたスマホを胸ポケットに入れながら、処置室に向かいながら、ふと思った。

ブロック中に鳴ったら困るな…と。

注射針を刺して、一番手が離せないタイミングで、何をしていても気付くようにと一番大きな音に設定された胸ポケットのスマホが鳴る。
終わってから確認してもいいんだろうけど、どうしてもそれをしたくなくて、離せないはずの手を片方離した。

電話は『0××』の市外局番からかかってくる。
予告されていた通りの番号からの電話だったから、「申し訳ない」と断って電話に出た。
16:36にかかってきた1分ほどの電話は後に内容を聞かれてもよく覚えていないけど、想定通りの問いかけに「はい」と「大丈夫です」と「お願いします」で答えて終わった。

待ちに待っていた電話ではあったけど、こんな時期にこんな形でくるとは全くの想定外。
何よりもっと早い時期に届くはずで。
当たり前のように来るはずのその連絡は…
例えるなら結構中盤で国士無双の13面待ちをテンパイしたような気分で、そのうちツモるか誰か捨てるかするでしょう…って。
そしたらツモらないわ誰も捨てないわで。
周りも同じような待ちなの?皆国士狙い?ってくらいに捨てないし。
流局も頭にチラつきはじめた海底間近でやっとロン、みたいな?
麻雀知らない人にはなんのこっちゃな話。

何これ。
めっちゃ嬉しいじゃん。
難産だった分だけ喜びもひとしお。