ついに退職の日を迎えました。
ふと、埼玉のクリニックを去る日を思い出しました。
最終日までメイン(1人)で診察をしていたので、診察に追われていた記憶があります。
確か、昼休みを返上して、1日休みなく最後の最後まで診察をしました。
今回は次の先生にほぼバトンタッチが終わっていて、2名ほど診察をした他は
片づけをしたり、書類を整理したりで、患者様方との別れという感じはなかったです。
既に次の先生にスムーズに移行しているという証なのかもしれません。
去り際としては、自身が目指していた形に限りなく近いものとなりました。
最後、ということで、午前診が終わった後、スタッフ一同からお花の贈呈がありました。
(ブログに載ってもOKという人限定で写真撮影。実際そこにはもっとたくさんいました)
お花のほかに、色紙と記念品もいただきました。
ミッキー好きの私にぴったりの素敵な色紙に、たくさんのスタッフから言葉をいただきました。
きっと涙なしには読めないかと思うので、後でじっくり読む予定です。
家に帰ると、家族がケーキを用意してくれて待っていました。
『おつかれさまでした』と。
夕食もご馳走が用意され、誕生日並みのサプライズな1日になりました。
これで、お勤め生活が終わるんですね。あまり実感はないですが、そういう事なのかなと・・・
妻からはどんな気分か?と聞かれましたが、特に何もないというのが答えでした。
別に、またクリニックに行く予定があるとか、全然なくて、本当に終わりなのですが。
1つだけ、無事つぶさないで次に引き継げた、というホッとした感はあります。
他人のクリニックを預かったわけで、それなりのプレッシャーはありましたから。
自分のクリニックの方がよっぽど気が楽だったかもしれません。
そして、片道15kmの通勤は私にとっては少し遠かったです。3年間よく通いました。
何より、通勤に要す時間がもったいない気がします。
来週からもう通わなくてよくなるんですね。その辺りで実感が沸くのかも。
そして、本格的に準備が始まるので、より実感するはずです。
来週から第2の医師人生が始まります。