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今さら

YOASOBIの「夜に駆ける」が良いですね。
1週間ほど前から憑りつかれた様に繰り返し繰り返し聴いています。

今さら?

そう、今さら…です。
だって2019年の歌だから1年以上前ですね。
で、去年は1年間もの凄いヒットしてて大変なことになってたらしいけど、全然知らないし。
子供の小学校の運動会のダンスの曲だったみたいで家でもずっと流れてたみたいだけど、全然記憶にない。
紅白に出てたのをたまたま観て、何を思ったのか「あ、4人組だったんだ…」と思ったくらい(実際は2人組だけど)💦

それが先週のMステで歌ってるのを聴いてたら「あれ?」って思ったのです。
一瞬静かになって“さわがしい~日々に”っていうサビのところが思ってた音程よりもフラットだったから「外した?」と一瞬思ったけどそんなこともなく流れていって。
何だろう、何だろう…と思ってダウンロードして繰り返し聴いたらようやく分かった。
マイナス転調だったのですね!
終盤の盛り上がりで+1~2の転調はよくあるけどマイナスの転調は聴いたことないな。
いったん-1に下がってから+3への転調はそのまま+2に上がるよりも、よりラストのサビが引き立つのでしょうね。
すっごい洒落た転調だけど、あそこのサビで半音低く音程をとる歌い手もすごいなと。

そんなこんなで何度も聴いているうちにこの歌の魅力に憑りつかれてしまったのですが、歌詞が全く入ってこない。
もともと歌を聴いていても歌詞を理解できないタイプではありますが、歌詞を文字として読んでも全然理解できなくて。
そしたらどうやらこのユニット、小説を楽曲化するというコンセプトらしく『タナトスの誘惑』という元の小説がありました。
どうりで理解できないわけだ…そしてそういう意味だったんだ…「夜に駆ける」という意味。
タイトルの意味が分かるとこの歌の理解度は何倍も深まります。
それ以上中身には触れませんが、読んだことがない方はこちら→(タナトスの誘惑)
1~2分もあれば読めます。

個人的にはCD音源よりこっちのゆっくりバージョンが好きですね。