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守りの処方

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『守り』の内服薬

AGAの最も有力な原因だと考えられているのが男性ホルモンです。とは言っても男性ホルモンのテストステロンが直接抜け毛や薄毛を引き起こしているわけではなく、テストステロンに5αリダクターゼという酵素が働きかけることにより生まれるDHT(ジヒドロテストステロン)という活性型男性ホルモンがAGAの元凶と考えられています。
5αリダクターゼという酵素には1型、2型という2つの型があります。この酵素の働きを抑えることによりDHTの産生を減らし、抜け毛を予防することができます。

フィナステリド(プロペシアなど)

フィナステリドは5αリダクターゼの2つの型のうち2型の方を阻害する作用があります。軽症の薄毛、薄毛になり始めてまだ間もない方にお勧めしております。
この成分の入った医薬品はプロペシアが有名で、日本でも2005年に医薬品認可を受けて以降、数多くの薄毛で悩む方々の頭髪改善に役立っています。当クリニックでは国内ジェネリックの取り扱いがあります。

フィナステリド錠1mg
≪国内承認ジェネリック≫
28錠
6,000円(税込)
デュタステリド(ザガーロなど)

デュタステリドは5αリダクターゼの1型、2型両方を阻害する作用があります。フィナステリドの1.5倍効果があるとされており、中等度以上の薄毛、フィナステリドで効果不十分な方にお勧めしております。
この成分の入った医薬品はアボルブという製品名で日本では前立腺肥大症の治療薬として認可されておりました。さらに2015年9月28日にザガーロという製品名で男性型脱毛症(AGA)治療薬として厚労省から製造販売承認を取得しており、国内ではフィナステリド(プロペシア)に続き、2番目のAGA治療用内服薬となります。

ザガーロカプセル 0.5mg
≪先発品≫
30カプセル
9,000円(税込)
デュタステリドカプセル 0.5mg
≪ジェネリック≫
30カプセル
6,000円(税込)