当院の電子カルテは三洋電機「Medicom-HR II」を採用しております。
診療所向けの電子カルテとしてはシェア1位とのことで、なるほど使いやすくできています。
レセコンと一体型になっているので、会計のチェックも一緒にできるのが特徴です。
これは・・・請求業務に興味があるか否かで分かれるところですが、
私自身はそこまできちっと自分の目で確認できるようにしたいので、助かる機能です。
導入に当たっては、愛知県でこの商品を扱っているのが2社あるのですが、
当院は中島コンピューターという会社にお世話になっています。
担当してくださる方の人柄が、こちらに決めた一番の決め手ではあるのですが、
実は後で分かった事が、2社で同じ商品・・・と思っていたのが少し違うようでした。
メインの機能は全く同じなのですが、院内処方の際の薬袋の印刷方法が違います。
中島さんは自社で薬袋の発行システムを開発していて、そのシステムとの連携により
直接薬袋を印刷できるので、院内処方にあたっては非常にスムーズです。
処方が院外のクリニックには有難さはありませんが、
院内処方で開業予定で、三洋の電子カルテを選ぶならこちらがオススメです。
導入にあたってはインストラクターの方が事前にヒヤリングをしてくださり
納入前にある程度作りこみをしておいてくださるのですが、
当然ながらそれにはこちらの要望を伝えなければなりません。
何かと忙しくしていたため、必要な分の1割も事前にお伝えできずに納入となりました。
さらに、少しでも事前に直接触れられるようにとデモ機をお借りしていたのですが、
電源すら入れることなくお返しする事になってしまいました。
忙しいとはいえ、それは皆同じですが、おそらく過去に例を見ない程の不真面目な顧客で、
インストラクターの方には迷惑をかけっぱなしです。
明後日からはいよいよシミュレーションが始まるので、
許可を頂き、インストラクターの素顔に迫りたいと思います。