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201

春に大学進学した息子を見ていると、当時の自分を思い出したりする。

1年生は自転車で通ってたな…
学校から家まで10分ほどの距離。
駅前の通りをまっすぐ行って曲がると家に着くところを、遠回りではないけど少しくねくねと回り道をして帰っていた。
途中決まってチラ見する窓から漏れる光を見ては「何をしているのかな」なんて思いながら。
その人がその部屋を出た後も、ついついその道を通ってしまう自分がいて、癖でチラ見してしまうその窓を見ては当時を思い出すという…

そんな内容を詞にした『201』は自分が作った中でもかなりの初期の歌でしたが、出来た時の生み出した感がもの凄くて。
こんな感覚を味わうためにこれからも曲を作りたいって思ったけれど、結局そんな感覚はその先訪れなかった。

ただ、特定の窓の明かりをいつもチラ見してるなんてよく考えるとストーカーまがいの内容だったから、初めてライブで歌う時は聴いた人の反響が怖いものでしたが、意外にも「分かります」って声が多くて。
誰にもそんな経験があるものなのだなと思ったりした記憶がある。
どんなに強く願っても、叶うことはなかった恋のお話。
気になった方はこちらからダウンロード…

出来ません。

この歌のその人は誰なのか。
知ってる人は知ってるし、言ってみれば本人も知ってるけど、それを聞くのは野暮な話。
でもある時、とある人の住所が201号室だった事から衝撃の疑惑が浮上する。

「剛くん、アナタまさか⚪︎⚪︎ちゃんの事を…?」

まさか…ねぇ。
あの歌が隣で歌う相方を想う歌だったとは。
でも学校とウチの間に住んでたことなんてあったっけ…
1年の時は隣駅の国谷だったし、その後ルネプラを経由して線路向こうに引越したんだから。
ほな、あべちゃんと違うかー。

ちゃうわ。

というわけで今年も雫の歌ネタでしたが、覗きに来たかな。
線路向こうの部屋が201号室でしたね。
たまに行くとお〜いお茶が出てくるので、お〜いお茶を飲むとあべちゃんを思い出すよ。

弘美先輩と会ったんだってね。
良いなぁ…
今年もそっち行くから、どこかでまた。

おめでとう。