Private Blog

育休は妻のためならず

男性の育休取得率が昨年初めて40%を超えたとか。
今でこそ当たり前になりつつあるパパ育休ですが、そんな風潮が微塵もなかった20年以上前に、子供が産まれるからと休暇を願い出た1人の研修医がいました。
「男がそんなの必要ないでしょ」
と、一蹴した医局長は女性医師でしたが、当時の常識からすれば当然の判断。
しかし、その研修医は「誰が何と言おうと休むので、代わりを用意してください」と育休を強行しました。
今のように制度化されていないので育児給付金なども支給されない中、2ヶ月ただ休んで無給だったと思いますが、当時の男性育休取得率が0.5%程度だったことを考えると研修医の身分で大胆なことをしたものです。

「育休は妻のためならず」

今日も誰かが幸せでありますように。