植田西クリニックブログ

総合診療

勤務先の逢妻クリニックでは、新しい先生へ引継ぎが始まって最初の週を終えました。

診察に関してはほとんど新しい先生が担当して、問題なく終えているので一安心ですが

来院される方は内科も整形外科も入り乱れ、どちらかというと整形関係が多いせいか

もともと内科出身の新院長先生は、なかなか苦労しているようです。

逢妻クリニックはもともと整形と内科と2人の先生がいて診察を担当していましたが、

私が就任するにあたり、私自身は内科、外科、整形外科という垣根を取り払い、

総合診療というスタイルでこれまでもやってきたことから、1人2役を担ってきました。

『これは内科だから』『これは整形だから』ではなく、1つの診療の中で幅広く対応して

その中で専門医の診察が必要と判断すれば適切な医療機関へ紹介する流れになります。

新しい『植田西クリニック』でも、内科 ペインクリニック・整形外科という診療科目で

これまでと同じように基本的には私1人で幅広い疾患に対応していくことになります。

『ご専門は?』と聞かれると答えは難しく、特に専門がないのが専門性なのかもしれません。

特に最近は専門分野の多様化が進み、皆様にはいつも

『こんな病気にかかったときには何科を受診すればいいのか?』という不安があることと思います。

私が目指す家庭の総合医として必要なのは、ある1つの専門分野のみを診療するのではなく、

医療に関するどんな些細なことにも相談でき、あらゆる相談にお応えする診療と考えます。

患者様は慢性疾患でなければ何らかの症状をもって受診されるはずです。

たとえば痛い、かゆい、熱がでた、発疹がでた・・・など。

少しでもその症状を改善して家にお帰りいただくことが第一目標です。

まずは来院の上ご相談ください。