年に一度、毎年7月中旬頃に「国際モダンホスピタルショウ」という展示会が開催されます。
電子カルテ等の近代的な医療設備が出展するため、数年前から行きたいと思っていましたが
埼玉にいた頃は勤務の関係でなかなか行く機会がありませんでした。
昨年ようやくその機会に恵まれ、名古屋から遥々東京まで日帰りで行ってきました。
見るもの全てが新鮮で、あれもこれも将来自分のクリニックにあったら便利だなと感じつつ、
当然ながら全てを導入するには資金的な部分で難しいものばかりでした。
そんな中で、一目惚れしてしまうほどのシステムがありました。
島津エス・ディー株式会社の「MERSYS-id」というシステムです。
上図のように、患者様を呼び出す際にモニターと音声で案内するシステムです。
個人情報の問題もあり、最近は患者様のお名前を大声で連呼することはしない傾向にあり、
当院でも来院された患者様には発券機で番号札をお渡ししてお待ち頂く予定です。
待つ側の心理に立ってみると、あとどの位で自分が呼ばれるかというのは気になるものです。
そんなイライラを少しだけ解消してくれるのがこのシステムであると考えます。
今何番の人が診察中で、自分はあと何番目に呼ばれると分かっていると安心して待つ事ができます。
総合病院なんかでよく採用されていますが、当院のような小さなクリニックに必要か…
安価なシステムではないため、もう少し簡便なシステム(銀行にあるような)を薦められたりもしましたが
画面のデザインがとても気に入ってしまい、どうしてもこちらに惹かれてしまいました。
昨日打ち合わせがあり、最終的に導入の方向で決定したところです。
これから詳細を打ち合わせして、当院のシステムにマッチした表示方法にカスタマイズされる予定です。
いくつかあるこだわりポイントの1つですので、来院された際は注目してご覧ください。
明日から工事が再開される予定です。