植田西クリニックブログ

医療法人化

先日(1/4)ブログでもお伝えしたように、今年の1月からクリニックが法人化しました。
巷でよく見かける「医療法人○○会 ●●クリニック」という表記の、アレです。運営主体(正式には開設者)が私個人から医療法人に変わったのですが、クリニック自体の体制には大きな変更はありません。

法人化の詳細

詳しくは...
開院時は開設者・管理者ともに清水剛だったのが、開設者のみ医療法人UNC(eda ishi linicの略です)という名前で個人から法人に変わりました。変わったのはその点だけで、管理者=院長は清水剛のままですし、クリニック名も植田西クリニックのままです。巷でよく見かける「医療法人○○会 ●●クリニック」のような院名の前に医療法人名をつけるような変更はしていません。

さて、表向きは大きな変更がありませんが、手続き上は個人と法人とで大きな扱いの変更となるようで、開院後4年ほどかけて登録したり契約したりしてきたものが一気に契約のし直しになります。また、これまで個人の口座に振り込まれたり引き落とされたりしていたものが全て法人口座に変更しなくてはなりません。だいたい半年くらいかけて変えれば良いと言われていますが、やらなくてはいけないことをそのままにしておくことができない性格のため、毎日手続きに追われています💦

法人化に際して必要な手続き

届け出
・南区保健所
・東海北陸厚生局
・労働基準監督署(労災診療の部署)
・労働基準監督署(雇用関係の部署)
・ハローワーク
・医師会
・愛知県広域予防接種事業
・名古屋市の委託事業
・医師国保
・年金事務所(社保・厚生年金)
契約、口座変更
・医薬品卸売会社3社
・リース会社
・アスクル代理店2社
・医療廃棄物処理業者
・臨床検査センター

さて、この一連の届け出で毎回のように争点になる問題が。冒頭にもあるように、法人化したクリニックは「医療法人○○会 ●●クリニック」のような院名の前に医療法人名をつけるような名称変更をしているところが多いようで、届け出に際しても名称変更をするケースが一般的なのでしょう。いくらうちは名称は変更していないと主張してもなかなか分かってもらえず、「医療法人UNC 植田西クリニック」で登録されてしまいそうになります。どちらでも郵便物は届くでしょうし、大きな問題はないように思われるかもしれませんがこのクリニック名に関しては私もこだわりがありますし、届け出上どこにもそのような名称になっていないのでどうもひっかかります。あくまで「植田西クリニック」で登録されるよう粘り強く説得を続けて分かってもらいます。もう何度この説明をしたか…正直疲れました。

毎月10日までは保険請求業務があり、特に1月は4日までお休みなのでただでさえ日数が少ない上に、この一連の手続きが重なって大変な年初の2週間でした。