理想を実現できるクリニックが出来上がりました。
明日の内覧会はそんな理想の形をお披露目できたらと考えております。
当初、着工する前の計画段階から内覧会を行うことには正直消極的でした。
それ程広くない土地に、医療機器といってもレントゲンと心電図程度、
電子カルテ、といっても今どき珍しいものではありません。
わざわざお呼びして披露するほどのものは何もないと思っていたので。
周りの強い勧めにより、結局はやることになりましたが、今は良かったと思っています。
理想の医療、といっても高度な医療を提供するわけではありません。
診察を受けに来られた患者様に必要に応じてすぐ隣で自らレントゲンを撮る。
診察の上で必要であれば手元にある薬を見せながら説明して薬を処方する。
医薬分業が進んでいる現在において院内処方は時代に逆行していると言えます。
レントゲンだって、放射線技師の先生が行う施設も少なくありません。
電子カルテやデジタル化されたレントゲン等、少しだけ最新の機器を用いながら
いわゆる町医者として昔ながらのスタイルで診察を行います。
自分の目が隅々まで行き渡るように設計された建物がそれを実現させてくれます。
三井ホームさんをはじめ、たくさんのわがままを聞いてくれた関係者の方々に感謝です。
今日は1日、内覧会の準備のためクリニックにおりましたが、
朝からずっと花が届けられ、箱から取り出したり並べたりで大忙しでした。
広くない待合室には並びきらない程のお花を頂きました。
建物内が花だらけという花に囲まれて、明日の内覧会は少しだけ緊張しつつ楽しみです。
お時間があればお越しください。