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ワクチン接種のお話

5月25日から自院での個別接種が始まって、明日で3週間になります。
通常診療時間内に加えて昼休みにも接種をしているので、このところ休みなし😓

13時半から15時半まで2時間で24名ほど。
電子カルテの受付画面も一面ワクチン接種で埋まってしまいます💦

当院ではファイザー社製のワクチンを接種しているので、基本的に3週間後の同じ日に2回目が設定されます。
来週からは1回目の人と2回目の人が一緒になるから2倍忙しく…の覚悟はしていましたが、65歳以上の接種希望の人がほぼほぼどこかに落ち着いたのか新規の問い合わせはほとんどなくなり、来週からはほぼ2回目の人だけになります。

今日現在で300人ちょっとの接種をしましたが、ほとんどの人が全く痛みを感じないようで「ほんと、注射上手ですね!」と言ってくださります。
TVで繰り返し流れる、肩にぶっ刺すあの映像から余程の痛みを覚悟して来られるのでしょう。
注射だけが取り柄の私には最高の誉め言葉で悪い気はしないのですが。
申し訳ない…
たぶんこの注射、誰がやってもそこそこ痛くないでしょう💦
医学生にやらせようとしてるくらいですしね。
概ね筋肉に薬を入れてワクチンの効果を得る、という事なら小学生でも出来ます。
ただ、テキトーにぶっ刺して薬を入れている訳ではなくそこにも一応技術があるので。
今皮下だな…ここらが筋肉だな…と感触を確認して筋層で止めて注入しているから、「私筋肉ないから骨に当たるかも」な~んて心配してる人にだって骨までいきません。
もちろん、ヒヨって手前の皮下に注入するなんてこともしません。
でも別に骨に当たったって何ともないし、薬液の注入時痛もあまりないみたいだし、結局誰がやったって大差ないようで、だからかどうか色々な職種の方々が打ち手になって頂くよう検討されているみたいです。
問題は接種後の有害事象への対応だけでしょう。
そこは元麻酔科医の腕の見せ所なのかもしれませんが、心の準備だけはしつつ今のところ何も起こっておりません。

なによりです。