このところ世間を賑わせているコロナワクチン。
「先生はもう打ったの？」とよく聞かれますが、先月末に１回目を無事接種しました。
瑞穂区の野垣病院で接種して頂いたのですが、筋注だから痛いと聞いていた割に接種自体は全然痛くなくて。
先生がきっとお上手だったのでしょうね。

自分もこれから接種する側になります。
あんなに痛くなく上手にできるものかなと心配になりますが、どちらかというと針を刺すという行為はそこら辺の開業医に比べれば毎日圧倒的に多くやっているので。
加えて、一応元々は麻酔科のハシクレですから、何か起こった際の対処についてもそこら辺の開…
うん、問題ないでしょう。
医療従事者としてここまであまりこのコロナ対応に関してはお役に立てていないので、ワクチン接種では世の中に出来る限りの協力をさせて頂きたい、そういう覚悟でおります。
とりあえずは５月１２日より天白区でも集団接種が始まり、私も３回ほど出務する予定です。
加えて、５月２５日からは植田西クリニックでも接種ができるようになります。
現在、当院に通院歴がある方を対象に予約を受け付けておりますが、１回目と同時にちょうど３週間後の２回目もセットで確定させています。
つまり３週間後の６月１５日からは２回目の人に加えて１回目の人も受け付けるので、単純に考えれば当初の倍くらいやらなければならないでしょう。
１日あたりの数を増やさなくてはならないけど診療時間内にやれる数にも限りがあるので。
昼休み等の時間も使ってやらなければいけないかな…と思っていたりします。
私はそのくらいの事は覚悟しておりますが、私一人では成り立たないのでスタッフにも大きな負担となってしまいます。

先日、接種の予約に来られていた方が、思っていた日の予約がいっぱいで予約が取れなかったようで、「昼休みが空いてるんだからそこでやれば良いじゃないか」と仰っていました。
やれば良いじゃないかと簡単に言うけど…やりますよ？
やる予定ですけど。
そう言われるのは何か違う気がするな。
やりますけど。

とりあえず７月末までは高齢者の接種で、８月からは若い方の接種が始まるのでしょうから、当分そんな生活が続いていく予定です。
政府は１日１００万回という目標を宣言しているようで、インフルエンザ予防接種の数を参考にさらに増やした数らしいですが、初めての事だらけなのでインフルエンザのようにはやれません。
副反応への対処を考えると最初からインフルエンザほど予約を入れられないし。
そもそもインフルエンザは１本で２人分だからとりあえず偶数で良かったけど、コロナワクチンは１本で６人分だから破棄がでないよう６の倍数で予約を取らなきゃならないし。
届いてから〇日以内とか溶かしてから〇時間以内とかインフルエンザよりデリケートだし。
同じ数やるにもより時間がかかってしまうので。
それなりの数をやるには昼休みを潰さなければ無理でしょうね。
そのうち日曜日までやることになりそう…若い人は平日仕事だし。

そうそう、５月８日は開院記念日で９周年、そして１０年目に突入しました。
年々覚えている人が減っていくなか、今年も紋人先生が覚えていて声をかけてくださりました。
毎年行っていた〇周年の食事会は去年に引き続き自粛。
来年の１０周年は何かできると良いなぁ…