何だか世の中大変なことになっています。
我が家では子供たちが春休みに突入したくらいで予測される影響として深刻なものは今のところ見当たりませんが、今年卒業、受験を控えていたお子さんやその家族にとっては入試の時期にとんでもない心理的なストレスとなっている事でしょう。
実際長男の高校では卒業式が中止となってるので、当事者の気持ちを考えるといたたまれない。
２年生以下ももちろん休校で、学年末試験が中止になりました。
長男的にはまだ期末試験の勉強を始めておらず、だからといって遊んでいたわけではなくて入試に向けた他の勉強を進めていたので、勉強という観点では積極的な意味で神風的な決定になったと言えます。

「クリニックも今大変なことになっているでしょう？」ってよく聞かれるけれど全然そんな事はなくて。
風邪やインフルエンザは例年ほど流行していないし、新型コロナウイルス感染疑いの人はウチには来ない。
人との接触を避けるという観点から受診抑制がかかり気味で、この時期にしては落ち着いた毎日が続いています。
実際に、介護施設にお住いの方が受診しようとしたら、行かないよう説得されたというし、しばらくはこんな状態が続くのでしょう。
インフルエンザなんかと同じで暖かくなったら終息するっていう専門家もいますが、南半球でも感染者が出ていることを考えるとそうとも言い切れないですね。

そんななか、週末。
昨日はソフトボールチームの新年会がありまして、参加予定だった人のうち直前になって４名ほどキャンセルの連絡が来ました。
主には職場からの外出自粛要請です。
職場から要請がくるんだ…そしてちゃんと従うんだな…って他人事で考えていたけれど、よく考えたらそっか、ウチは自分自身がそういった指令を出さなきゃ出ないんだな…自分が責任者なんだから。
今のところそういった事は考えていませんが。
日曜日の今日はお昼ご飯を食べがてらナゴヤドームイオンへ。
お隣のナゴヤドームでは無観客でオープン戦をやってたようですが、おかげでイオンはフードコートもそれほど混んではいなかったかな。
やはりマスクはしませんが、手指の消毒をこまめにする等最低限の対策をしつつ、できるだけいつもと変わらない生活をしたいと思っています。

今回の事に限らず、何か起こった時に時には自粛も選択肢になる事もあって良いと思うのだけれど、何でもかんでもではなく最後の最後の苦渋の決断であってほしい。
いつか…例えば５年くらい経った時に、今の騒動を笑って振り返る事になれば良いなと願いつつ。