今どきの小学生はスマホやタブレットを使いこなし動画を観るのが大好きですね。日頃診察していても、親に連れられて一緒に来た子供が食い入るように動画を観る姿をよく目にします。
我が家の小学３年生になる次男も、暇さえあれば自分専用のiPadで動画ばかり観ています。しかしながら、我が家では学校で小テストがあったりすると、１００点でなければ次の小テストまで動画は観られません💧子供にとっては死活問題なようで、小テストの前日はそれはもう一生懸命勉強しています✎

漢字テストが行われたある日、子供が帰宅する１５時頃はだいたい昼寝しているのですが、帰ってきた次男が寝ている私に必死で何かを訴えていました。どうやら最後の問題の「世界」の「界」の字の「田」まで書いたところで時間切れになってしまったようで。そんなのちゃちゃっと書いちゃえば良いじゃん、て思いつつ半分寝ながら聞いていました。続いて隣の部屋にいた母親にも訴えていたようで、やはり「集めてる間に『介』くらい書いちゃえば良いじゃない」と言われていました。全く両親揃って悪い大人ですね…正直な我が子はそういう間違ったことが出来ないのです。
前日に一生懸命勉強していた姿を見ています。そして字は丁寧に書く、これは私の教えです。字を丁寧に書いていたら時間切れになってしまったとのことでしたが、時間切れになった時点で筆を止めた我が子は正しいのです。
「次からは速く丁寧に書きなさいね」と、iPadは禁止にならずに済みました。甘い親ですね💦
（後日返ってきた答案を見ましたが、確かに最後の問題の「世界」の「世田」までは合ってました。）