今年はインフルエンザワクチンが品薄な状況です。

九州地方で起きた震災の影響と言われていますが、例年製造されている防腐剤を含まないワクチンが今年は製造されません。さらにワクチンの総生産数も例年より少ないようで、ほとんど入荷できないところもあるようです。（噂では今年は接種を行えないといった状況に追い込まれた医療機関もあったとか。）
植田西クリニックでも今年割り当てられた本数が例年実績の１割減となりました。単純に去年接種した方全員分を確保できないという状況になってしまうのですが、加えて新規で予約される方もおられたので必要数には全然足りません。毎日多くの問い合わせをいただいておりましたが、予約数が納入分に達してしまったため昨日をもちまして予約の受付を締め切らせていただきました。
それにしても皆さんよくサイトをチェックしておられる。「予約を一時休止」と案内すれば問い合わせの電話はパッタリ減りますし、「１６時から一部受け付けます」と案内すれば１６時ちょうどに電話がバンバン鳴り出す、といった感じで。昨日をもって受付を完全に締め切りましたが、受付スタッフの電話対応業務は大幅に減ったようです。サイトを用いた告知は重要だなと改めて感じます。

ちなみに、私自身はクリニックのワクチンを使っていません。クリニックの責任者としての当然の責務として自分の身を守るために真っ先に接種すべきかと迷いましたが、患者様方を断っておいて…という所に心苦しさを感じたため、１人分でも多くのワクチンを患者様用にまわす事にしました。（家族についても同様です）
な～んて偉そうに言ってて、そんなの当然？
ですよね～当然当然！
それに大丈夫。他でちゃんと接種してきますので💉